賃貸住宅耐震化（免震装置、耐震ブレース等の設置）

～横浜若葉台での取組み～

• 当公社では、昭和56年6月1日に施工された「新耐震基準」より古い基準で設計された賃貸住宅の耐震診断を順次行い、必要に応じて耐震改修を進めています。
• 安心な建物を使用していただくため、横浜若葉台の公社賃貸住宅では、耐震改修が必要な全ての棟で、耐震改修工事を完了しています。
• 3-7棟および3-5棟においては、免震構造を採用した耐震改修を行い（既存建物の中間階に免震層を設置）、大地震時の揺れの軽減と耐震性能の向上を実現しました。3-7棟では、工事エリアを住宅共用部に集中させることで、住宅・店舗を使用しながら工事を実現しました。3-5棟では、工事エリアを3階住宅と1・2階の事務所・店舗の一部に集中させ、施工階以外の住宅と事務所・店舗を使用しながら工事を行い、免震層設置後に3階には新たな間取りの住宅を復旧しました。
• 3-4棟では、制震構造を採用した耐震改修を行い、建物北側（共用廊下の外側）に制震ブレース・袖壁を設置することで、住宅・施設の使い心地・眺望に影響を与えることなく、耐震性能を向上させました。全ての住宅、施設、店舗を使用しながらの工事を実現しました。
• 3-6棟では、2階施設の一部に耐震ブレース・耐震壁を設置することで、耐震性能の向上を実現しました。